韓国で 実家の白菜の漬け物の味を再現してみた話。


2月の2週間目。

朝、カーテンをシャーっと開けると
昨日からずっと降り続いた雪で
またまた真っ白風景。マイナス気温
午後になるまで ビューっと吹雪いて
やっと 明るくなってきたところ。

洗濯物が 室内ベランダでは 寒すぎて
このままでは 絶対に 
乾かなそうだったので
娘の部屋を借りて 
そこに干してきた。
乾けー 


今回、年末年始に
日本の実家に行ったとき
手作りの白菜の漬け物を 
かなり 久しぶりに食べた。
それもそのはず、夏に帰国すると
キュウリやナスの漬け物がメイン。
冬の畑からとれる
白菜を使った漬け物のことを
わたしは すっかり忘れていて
食卓に でてきたときは 
心の中で わああ となった。


くしゃくしゃと 柔らかくなった
白と黄緑色の白菜の上。。
七味唐辛子と醤油と味の素を少々。。
一度食べると 美味しすぎて
パクパク どんどん 食べてしまう 
魔法の たべものである
(塩分には 気を付けましょう。)


そんなわけで、わたしは
韓国の 家に帰ってからも
自分で作って食べたいと思い
そのレシピを家族に
教えてもらってきた。


実家では ちゃんとした
漬け物用のバケツと
漬け物石があって
さすがだなあと 感心したのだが 
(さすが日本の小道具たち) 
韓国には それ専用のグッズはないので
とりあえず、我が家では 
余っている容器に
白菜やらを ぎゅうぎゅう 入れて
お皿を漬け物石のかわりにして
作ることにした。



教えてもらった レシピは 
とっても分かりやすかったのだけど
あら塩の分量だけが なぜか
「適当」になっていて
「・・・適当?」と
一瞬 固まってしまった。

けど、自分も キムチを漬ける時
けっこう「適当」だった事を
思い出したので
まあ そんなものよねー と笑った。

今回、日本の (私の実家の) 
白菜の漬け物には
昆布と 唐辛子が入る ということを
初めて知った。

( 秘密は 昆布であった )

韓国だと 昆布ではなくて
にんにくや生姜を入れる。

やっと あの美味しさの謎が 
解けた。 よかった。



。。そして
漬けてから5日目。完成。


初めの数日は
少し塩が少なすぎたかな? と
思うくらい薄く感じられたけれど
日がたつにつれて
ちょうどいい案配になった
一口 食べると
日本にいるみたいな感覚になれるから
なかなか上手くできたと思う。
これぞ 日本の田舎の味。実家の味。

これからも、白菜さえあれば
すぐに作れそうだと思うと
それだけで 嬉しい。安心感。

韓国の辛いキムチも
辛くないキムチも
どれも とても好きなのだけれど
昔から食べなれていた味というのは
なにかが違うんだろうなと思う。
いつになっても 忘れられないもので
心が落ち着く 。ホッとする。

不思議なものですなぁ


おしまい

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